「新型レクサスNXは、もう予約できるの?」「いつから注文できて、納車は何月になる?」。2026年9月1日の世界初公開から、気になっている方も多いですよね。
実は私、2026年10月31日に新型NX350h “F SPORT”を注文してきました。
現在乗っているのもNX350h “F SPORT”。3年前に購入し、今年2月には最初の車検を通したばかりです。まだまだ気に入っているクルマですが、新型NXの発表を見てから「リセールが残っているうちに乗り換えるべきかな」と、ずっと気になっていました。
そこで10月、担当のセールスマンに購入の意思を伝えたところ、10月31日の商談予約を取ることができたんです。
担当者の説明によると、今回は既存のLEXUSオーナーを対象とした先行商談。正式発表は11月末頃を予定しており、新規のお客様への商談案内はそのタイミングから始めるよう、メーカー側から指示があるとのことでした。
そして実際に注文したのは、新型NX350h F SPORTのホワイト外装・ヘーゼル内装。ムーンルーフとレッドブレーキキャリパーを選び、見積もりの支払総額は約780万円になりました。
納期については、私の販売店では2027年4月以降になる見込みとのこと。まだ正式カタログもない段階での注文でしたが、次のNXが具体的になって、今は正式発表を楽しみにしています。
この記事では、元トヨタの内装設計エンジニアであり、現役NX350hオーナーでもある私が、新型NXの予約・注文状況と、10月31日の先行商談でわかったことを詳しく紹介します。
まだ注文していないあなたにとっても、購入の意思を伝えるタイミング、グレードの選び方、オプション、納期、下取り準備まで、具体的な判断材料になるはずです。
2026年11月3日時点の新型NXの予約・注文状況、10月31日に行った先行商談の内容、既存オーナーと新規顧客の商談時期、NX350h F SPORTの実際の見積もり、オプション選び、2027年4月以降という納期見込み、300h・350h・450h+の違い、注文前にやっておきたい準備を解説します。
なお、メーカー公式発表と、私が販売店で個別に聞いた情報は区別して紹介します。商談開始日や価格、納期は販売店や地域、仕様によって異なる場合があるため、あなたが購入する店舗の最新情報も必ず確認してください。
レクサスNX新型の予約状況【2026年11月】
まず、一番気になる予約・注文状況からお話しします。
結論として、新型NXは、少なくとも私が利用した販売店では2026年10月31日に既存LEXUSオーナー向けの先行商談が行われ、注文手続きを進められる状況でした。
ただし、メーカーが全国共通の一般受注開始日を公式に案内したという意味ではありません。販売会社や店舗によって受付日や対象者、注文方法が異なる可能性があります。
10月31日に先行商談が始まった
私が新型NXの購入を具体的に考え始めたのは、9月1日の世界初公開がきっかけでした。
最初は「まだ先の話かな」と思っていたのですが、担当セールスマンに購入の意思を伝えてみると、10月31日に商談できるとの案内がありました。
そして、その日に希望する仕様を選び、注文してきたというわけです。
2026年11月1日付の自動車メディアでも、11月5日を商談開始日とする販売店情報が報じられています。つまり、店舗や販売会社によって案内されている日付に違いがあるようです。
ただし、これらの情報を全国共通の商談解禁日と断定するのは適切ではありません。私が確認できたのは、自分の担当販売店で10月31日に実際に商談し、注文内容を決められたという事実です。
ここは誤解しないでほしいところ。新型NXを検討しているなら、インターネットの開始日情報だけで判断せず、購入予定のレクサス販売店へ直接問い合わせるのが確実ですよ。
新規顧客の商談は11月末頃との案内
今回の先行商談で興味深かったのが、既存オーナーと新規顧客で商談の案内時期が異なるという説明でした。
担当セールスマンによると、既存のLEXUSオーナー向けに先行して商談を始めており、新規顧客については正式発表後に案内するようメーカー側から指示があるそうです。
正式発表は2026年11月末頃を予定しているとのことでした。
とはいえ、これはあくまで私の販売店で聞いた話です。全国のレクサス販売店が同じ日程で商談を始めるのか、既存オーナーをどのような条件で優先するのかまでは確認できていません。
また、既存オーナーといっても、NXに乗っている人だけが対象なのか、ほかのレクサス車オーナーも同じ条件なのか、販売店によって判断が異なる可能性もあります。
レクサスを初めて購入する方も、商談開始前の相談までできないとは限りません。購入する意思があるなら、希望するグレードや予算を伝え、今後の案内方法を確認しておくとよいでしょう。
予約・商談・注文は同じではない
ここで整理しておきたいのが、「予約」という言葉の意味です。
新型車の発売前には、販売店への問い合わせ、購入意向の登録、商談予約、注文書の作成、メーカーへの発注など、いくつかの段階があります。
これらは必ずしも同じ意味ではありません。
| 段階 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 事前相談 | 新型NXの購入を検討していると伝える | 注文枠の確保とは限らない |
| 商談予約 | 販売店で購入条件を相談する日時を決める | 正式な発注とは別 |
| 先行商談 | 希望グレード・仕様・価格などを確認する | 店舗ごとに受付条件が異なる可能性 |
| 注文手続き | 希望仕様や購入条件を販売店と確認する | 変更・取消条件を確認 |
| メーカー発注 | メーカー側へ車両注文を手配する | 注文内容・生産枠の確定状況は別途確認 |
| 生産・出荷 | 車両の製造と工場出荷 | 出荷予定日と納車日は異なる |
| 登録・納車 | 車両登録や納車前整備を経て引き渡し | 登録時期で税金や補助制度が変わる場合がある |
私自身は10月31日に注文内容を決め、販売店で注文手続きを行いました。ただし、メーカーへの発注処理日や生産枠の確定日まで同じ日だったと確認できたわけではありません。
購入前に「いつ注文できるか」を確認する際は、商談できる日だけでなく、正式な注文書を作成できるのか、メーカー発注はいつ行われるのかも聞いておくと安心です。
10月31日の先行商談は私自身の体験です。全国で同じ日に注文できたことや、希望者全員に注文枠が確保されることを示すものではありません。先行受付の対象者、契約条件、注文確定日については購入予定の販売店で確認してください。
9月1日に新型NXを世界初公開

改めて新型NXの基本情報も確認しておきましょう。
LEXUSは2026年9月1日、新型NXを世界初公開しました。メーカー公式の位置づけは「一部改良」で、発売については「2026年末以降、順次各地域で発売予定」と発表しています。
一部改良と聞くと、普通はバンパーやランプ、装備の変更程度を想像するかもしれません。でも、今回のNXはかなり大規模です。
新世代ハイブリッドシステム、ボディ剛性の強化、サスペンションやステアリングの見直し、内外装の刷新、PHEVの急速充電対応など、走りの基本から使い勝手まで手が入っています。
開発テーマは「DISCOVER YOUR EDGE」。スポーティさと日常での使いやすさを大切にしながら、電動化時代のNXへ進化させる考え方です。
NXは2014年に初代が登場し、2026年7月末時点で90以上の国と地域において累計約190万台を販売してきたLEXUSの主力SUVです。
それだけに、今回の大規模改良が注目されるのもわかりますね。
出典:トヨタ自動車公式「LEXUS、NXの新型モデルを世界初公開」
新型NXの販売スケジュールを整理
ここまでの情報を時系列で整理すると、次のようになります。
| 時期 | 内容 | 情報の位置づけ |
|---|---|---|
| 2026年9月1日 | 新型NXを世界初公開 | LEXUS公式 |
| 2026年9月21日 | 当時は日本の正式受注開始日・価格が未発表 | 当時の公開情報 |
| 2026年10月 | 私が担当セールスマンへ購入意思を連絡 | 筆者の一次情報 |
| 2026年10月31日 | 先行商談でNX350h F SPORTを注文 | 筆者の一次情報 |
| 2026年11月5日 | 商談開始日とする販売店情報が報道 | 一部販売店への取材情報 |
| 2026年11月末頃 | 国内で正式発表予定と販売店から案内 | 筆者が聞いた販売店情報 |
| 2026年末以降 | 各地域で順次発売予定 | LEXUS公式 |
| 2027年4月以降 | 私の販売店で案内された納期見込み | 筆者の一次情報 |
9月の記事では「10月末〜11月に注文が始まるかもしれない」と紹介していましたが、実際に10月31日に商談できました。予想していた時期に動きがあったわけですね。
ただし、今後の注文枠や納車時期まで同じように予想どおり進むとは限りません。正式発表前であることを踏まえ、確定した情報と見通しを分けて確認していきたいところです。
10月31日の新型NX先行商談を公開
ここからは、私自身の購入体験を紹介します。
今回の商談でわかったのは、新型NXは価格や標準装備の考え方が従来型からかなり変わりそうだということです。
希望グレード、内外装色、メーカーオプション、納期など、これから購入する方にも参考になる内容がありました。
新型NX350h F SPORTを注文した理由
まず、今回私が選んだのは新型NX350h “F SPORT”です。
現在乗っているのもNX350h F SPORTなので、同じグレードへの乗り換えになります。
「せっかく買い替えるのに、また同じグレード?」と思う方もいるかもしれません。でも、3年間乗ってきたからこそ、NX350h F SPORTが自分の使い方に合っていると感じているんですよね。
街乗りから高速道路まで扱いやすいハイブリッドシステム、SUVとしてちょうどよいサイズ感、スポーティな内外装。このバランスが気に入っています。
新型ではハイブリッドシステムが一新され、ボディ剛性や足まわりも変更されます。今のNXで気に入っている部分を維持しながら、さらに新しい乗り味を楽しめるのではないかと期待しています。
もちろん、450h+のPHEVにも魅力はあります。ただ、今回の買い替えでは、従来と同じように給油だけで使えるハイブリッドの気楽さを優先しました。
そして、やはりF SPORTのデザインが好きなんです。新型ではブラックの加飾やホイール、レッドブレーキキャリパーなどがさらにスポーティになっています。
単に新しいから乗り換えるのではなく、今までのNXで気に入っている部分を継続できることも、今回の決断につながりました。
商談時の写真と購入見積書
10月31日の商談では、正式カタログがまだそろっていない状態でした。それでも、販売店で提示された情報を確認しながら、希望する仕様を具体的に決めていくことができました。

今回のように発売前の商談を進める場合、正式カタログがないからこそ、販売店から説明された内容を整理しておく必要があります。
特にメーカーオプションは、注文後に変更できなくなる段階があります。ボディカラーや内装色も含め、後から後悔しないように選びたいですよね。
実際に作成してもらった購入見積書がこちらです。

支払総額は約780万円。なかなかの金額ですよね。
ただし、これは私が選んだ仕様での見積もりです。全国共通のNX350h F SPORTの車両本体価格ではありません。
メーカーオプション、販売店用品、税金、登録諸費用などの有無によって、最終的な支払総額は変わります。これから商談するあなたも、同じグレードだから同じ金額になるとは考えず、明細を確認してください。
また、正式発表前の先行見積もりです。価格や装備が最終確定した際の取り扱いも、注文書や販売店の説明で確認しておくことが大切です。
注文した仕様とオプション一覧
今回、私が選択した仕様を一覧にしました。
| 項目 | 私の注文内容 |
|---|---|
| 車種 | 新型レクサスNX |
| グレード | NX350h “F SPORT” |
| ボディカラー | ホワイト |
| インテリアカラー | ヘーゼル |
| メーカーオプション | ムーンルーフ |
| メーカーオプション | レッドブレーキキャリパー |
| マークレビンソン | 納期への影響について説明あり |
| 見積総額 | 約780万円 |
| 商談日 | 2026年10月31日 |
| 納期見込み | 2027年4月以降 |
新型には新色も設定されていますが、私は今回もホワイトにしました。F SPORTのブラック加飾との組み合わせが好きですし、レッドキャリパーも映えそうです。
内装はヘーゼル。これは少し迷いました。
担当販売店で案内されたF SPORTの内装色は、赤・黒・ヘーゼルの3色。私は室内が落ち着いた雰囲気になりそうなヘーゼルを選びました。
ただ、ホワイト系の内装を選べなくなったのは残念ですね。明るい内装には独特の開放感がありますから。
もっとも、これは私の商談で提示されたF SPORTの選択肢です。世界初公開時の公式資料には、新色2色を含む全5色のインテリアカラーが紹介されています。国内のグレードごとの設定色とは対象範囲が違うため、混同しないようにしてください。
ムーンルーフは開放感を楽しむため、レッドキャリパーは見た目の好みで選択しました。どちらも必須装備ではありませんが、長く乗るクルマだからこそ、自分が気に入った仕様にしたいと思ったんです。
ただし、ムーンルーフは車両価格や車重への影響もあります。レッドキャリパーも、カラーを選ぶこと自体が制動性能の向上を意味するわけではありません。見た目と機能を分けて考えることが大切です。
価格上昇と標準装備の充実
今回の商談では、価格がかなり上がるという説明を受けました。
一方で、新型はメーカーオプションの選択肢が少なくなり、装備が充実する方向だそうです。
担当セールスマンからは、ドライブレコーダーやデジタルキーなどが標準装備になるとの説明もありました。
以前は必要な装備をメーカーオプションで追加するという考え方でしたが、新型では最初から幅広い装備が含まれる仕様になるようです。
これは便利な反面、注意点もあります。
たとえば、不要な装備を付けずに車両価格を抑えたい人にとっては、選択の自由度が下がる可能性があります。逆に、従来型で多くのメーカーオプションを付けていた人なら、標準装備の充実によって価格差が小さく感じられるかもしれません。
そのため、新旧NXを価格だけで比較するのではなく、同程度の装備をそろえた場合の総額で比較することが重要です。
私も正式カタログが発表されたら、今のNXと新型NXの標準装備やメーカーオプションの違いを改めて確認したいと思っています。
なお、ドラレコやデジタルキーの標準化については、私が商談した販売店からの説明です。どのグレードにどの装備が標準になるかについては、国内向けの正式な装備表が最終的な判断材料になります。
マークレビンソンは納期遅延に注意
オプション選びで気になったのが、マークレビンソンのプレミアムサウンドシステムです。
担当セールスマンによると、今回の新型NXではマークレビンソンを装着すると納期が延びる可能性があるとのことでした。
説明では、「J-SLIM」という新車物流システムに関連する案内が記載されているそうです。
ただし、私はそのシステムの内部画面やメーカーからの正式な通達文を直接確認したわけではありません。すべてのグレードや注文で納期が延びると断定できるものではないことを付け加えておきます。
マークレビンソンは、音楽を楽しむ方には魅力的な装備です。新型ではスピーカーグリルのデザインや照明との組み合わせも進化しています。
それでも、欲しい装備を優先して納車を待つか、納期を優先するかは悩ましいところですよね。
装着を検討している方は、マークレビンソンあり・なしの場合の納期見込み、注文後の仕様変更可否、装備価格、実車で試聴できるかまで確認しておくと判断しやすくなります。
特に納期を重視するなら、希望する装備が生産枠に影響する可能性は早めに聞いておきたいポイントです。
私の販売店では2027年4月以降の納期
新型NXを注文できたとしても、すぐに納車されるわけではありません。
私の販売店では、今回注文したNX350h F SPORTの納期について、2027年4月以降になる見込みと案内されました。
2026年10月31日に注文して、少なくとも翌年の春以降。なかなか長い納車待ちになりそうです。
ただし、これは私の担当販売店での見通しです。全国共通の納期ではありませんし、納車日が2027年4月に確定したという意味でもありません。
生産計画、グレード、メーカーオプション、販売会社の注文状況などによって、納期は前後する可能性があります。
また、工場出荷時期と実際の納車日は異なります。工場を出荷されてからも、輸送、販売店での納車前整備、登録手続きなどが必要です。
私の場合、今年2月に車検を通しているので、次のNXが届くまで今のクルマに乗り続けられます。こういうときは車検を通しておいてよかったなと思いますね。
ただ、納車までに今のNXの走行距離が増えれば、売却額が変わる可能性があります。下取り条件についても、注文時点と納車時点のどちらで査定額が確定するのか確認しておきたいところです。

私の販売店では納期は2027年4月以降の見込みでした。でも全国共通ではありません。あなたの希望グレードやオプションを伝えて、担当店で最新の納期を確認してくださいね。
新型NXの3つの電動モデルを比較
私自身は350h F SPORTを選びましたが、これから購入する方は300h・350h・450h+の違いを理解しておきたいところです。
2026年9月1日の世界初公開では、3種類の電動パワートレーンが紹介されました。
今回の新型で注目したいのは、単にエンジンやモーターの出力が変わるだけでなく、ハイブリッドシステム全体が新世代へ更新されることです。
300h・350h・450h+の主な違い

NX450h+は2.5Lエンジンを搭載するPHEV、NX350hは2.5Lハイブリッド、NX300hは新設定となる2.0Lハイブリッドです。
公式発表のプロトタイプ諸元では、300hはFF、350hはFFとAWD、450h+はAWDとなっています。
ただし、これがそのまま日本で販売されるすべてのグレード構成になると決まったわけではありません。正式な日本仕様の設定は国内発表を確認してください。
| 項目 | NX450h+ | NX350h | NX300h |
|---|---|---|---|
| 種類 | PHEV | HEV | HEV |
| エンジン | 2.5L直列4気筒 | 2.5L直列4気筒 | 2.0L直列4気筒 |
| 駆動方式 | AWD | AWD・FF | FF |
| システム出力 | 215〜240kW | 140〜180kW | 145kW |
| 0-100km/h加速 | 6.0秒 | 7.1〜7.8秒 | 9.2秒 |
| 車両重量 | 2,050〜2,130kg | FF:1,730〜1,810kg/AWD:1,790〜1,870kg | 1,690〜1,750kg |
| 日本向けEV航続距離 | 140km超 | 対象外 | 対象外 |
| 向いている使い方 | 自宅充電を活用したEV走行 | 街乗りと長距離走行の両立 | FFを中心とした日常利用 |
新型では、トランスアクスル、モーター、パワーコントロールユニットを一体化したe-Axleを採用しています。
さらに、インバーターにはSiC(シリコンカーバイド)のパワー素子を採用。電力損失の低減や効率向上、小型・軽量化を図っています。
こうした変更は、燃費だけでなく加速の自然さや振動の少なさにも関わります。
今のNX350hでもハイブリッドの静粛性には満足していますが、新型ではエンジンの始動時や加速時の感覚がどこまで自然になるのか楽しみです。
NX350hはFFとAWDが候補
NX350hは、街乗りから高速道路まで幅広く使いたい方にとって検討しやすいパワートレーンだと思います。
プロトタイプの公表諸元ではFFとAWDが設定されています。
FFは一般的に駆動系の構成が比較的シンプルで、車重や価格面にメリットが出ることがあります。一方、AWDは前後輪の駆動力を制御することで、滑りやすい路面やコーナリング時の走行安定性を高める狙いがあります。
新型のE-Fourは、直進時も含めて後輪を積極的に駆動させる制御へ進化しています。従来型との乗り味の違いは、ぜひ試乗で確かめたいところです。
私は現在もNX350hのAWD仕様に乗っているので、次のNXでも同じような使い方を想定しています。
ただし、AWDだからどんな雪道でも安心というわけではありません。適切な冬用タイヤの装着や路面状況に合わせた運転は必要です。
FFかAWDかを決める際は、価格差だけでなく、住んでいる地域、冬の路面状況、走行距離、燃費、タイヤ費用まで考えて選ぶとよいでしょう。
NX450h+はEV航続140km超を目標
PHEVのNX450h+は、今回の大規模改良で特に進化が大きいモデルです。
LEXUS公式資料によると、新開発のリチウムイオンバッテリーを採用し、電池出力を従来比8%、容量を30%向上させています。ただし、容量向上率には地域差があり、北米仕様については8%向上との注記があります。
日本のWLTCモードでのEV航続距離は、140km超という開発中の暫定値が公表されています。
現行NX450h+のEV走行換算距離は仕様によって異なりますが、おおむね90km前後。発表どおりの性能が実現すれば、日常の移動をEV走行中心でまかなえる人は増えそうです。
さらに、新型はDC急速充電にも対応します。外出先で充電できる選択肢が増えるのは、大きな変更ですね。
ただし、急速充電に対応していても、充電器の規格や出力、利用料金、実際の充電時間は確認が必要です。また、EV航続距離も外気温やエアコン使用、走行速度などで変動します。
自宅で充電できる方や、普段の移動距離が短い方には魅力的な選択肢ですが、自宅充電が難しい方は購入価格と利用環境を慎重に比較した方がよいかなと思います。
新型NXのボディサイズも確認
購入前に意外と見落としやすいのがボディサイズです。
新型NXのプロトタイプは全長4,690mm、全幅1,865mm、全高1,660mm、ホイールベース2,690mmです。
従来型から全長が30mm伸びていますが、全幅・全高・ホイールベースは同じ数値になっています。
30mmというと約3cm。大きな違いには感じないかもしれませんが、機械式駐車場や壁との余裕が少ない車庫では確認が必要です。
また、ホイールやタイヤの仕様、ミラーを含む車幅、車両重量なども駐車場の利用条件に関係します。今のNXが入っているから必ず新型も問題ないとは決めつけないようにしてください。
正式な日本仕様の諸元が出たら、普段利用する駐車場の制限値と照合しておくと安心ですね。
予約前に知りたい内外装の進化
パワートレーンの違いと同じくらい、新型NXの内外装も気になりますよね。
今回の新型は、従来型の基本的なプロポーションを受け継ぎながら、フロント・リヤ・コックピットの印象を大きく変えています。
私のように現行NXから乗り換える人にとっては、毎日目にするインテリアの進化が購入判断の重要なポイントになりそうです。
F SPORTの外観はさらにスポーティに

新型NXのフロントは、ヘッドランプやコーナリングランプとメッシュグリルの一体感を強めています。
従来型のスピンドルグリルも迫力がありますが、新型はワイド&ローな印象がより強くなりました。
ドアミラーやモール類もブラック基調となり、全体の引き締まった雰囲気が特徴的です。
F SPORTでは専用のフロントアンダースポイラーやサイドポンツーン、リヤコーナーの空力部品などが設定されています。さらに専用20インチアルミホイールやレッドブレーキキャリパーが採用されています。
ただし、写真に写っている専用装備が日本仕様のすべてのF SPORTに標準で付くとは限りません。正式な装備表で確認する必要があります。
世界初公開時のボディカラーは新色を含む全9色。新色には「SONIC TELLUS」と、F SPORTに設定される「TITANIUM CARBIDE GRAY」があります。
どちらも魅力的ですが、私はホワイトを選びました。F SPORTのブラックホイールとレッドキャリパーを組み合わせた姿を楽しみにしています。
ダブルLのリヤランプへ変更

新型NXのリヤは、フロント以上に新旧の違いがわかりやすいかもしれません。
従来型は横一文字のリヤランプが特徴ですが、新型ではLEXUS初となる「ダブルLシグネチャー」を採用しました。

さらに中央のLEXUSロゴにも発光演出が取り入れられています。
夜間に見たときの印象は、かなり変わりそうですね。従来型のL字ランプにも愛着がありますが、新型の横方向へ広がる光の表現にも惹かれます。
ただし、ランプのデザインは好みが分かれる部分。新しいから必ずかっこいいと感じるわけではありません。購入前には昼間の消灯時と夜間の点灯時、両方の見え方を確認したいところです。
コックピットは12.3型と14型を水平配置

元トヨタの内装設計エンジニアとして、今回一番気になったのがコックピットです。
新型NXでは、12.3インチ液晶メーターと14インチのセンターディスプレイが水平基調に配置されています。
従来型NXはドライバー中心のTazuna Conceptを採用していましたが、新型はインパネ全体をよりシンプルに見せるデザインへ変わりました。
ここで大切なのは、単純にディスプレイが大型化したわけではないことです。従来型でも仕様によって14インチのセンターディスプレイが採用されています。
つまり注目したいのは、画面の大きさだけでなく、メーターとディスプレイの位置関係や視線移動、インパネ全体のまとまりです。
内装設計では、ドライバーの視界、ステアリングとの位置関係、エアコンの風路、配線、各ユニットの搭載スペースなど、さまざまな条件を同時に成立させる必要があります。
写真で見る限り、新型のインパネはかなり整理された印象。実車で部品同士の合わせ方や質感を確認してみたいですね。
360mmのステアリングと新しいスイッチ
ステアリングホイールも従来型から10mm小径化され、直径360mmになっています。
さらに、必要なときに操作部が浮かび上がる「レスポンシブヒドゥンスイッチ」を採用しています。
デザインとしてはすっきりしますが、操作感は実際に触ってみないとわかりません。物理スイッチとは違うため、手探りで使いやすいか、誤操作しにくいかなどは確認したい部分です。
毎日運転するクルマなので、見た目の新しさだけではなく、無理なく操作できることも重視したいですよね。
センターコンソールと室内照明

センターコンソールもすっきりした印象になっています。
ただ、ここは写真だけでは判断できない部分が多いんです。スマートフォンを置く場所、ドリンクホルダーの使いやすさ、収納の深さ、肘の置き位置などは、実車で確認したいところ。
私は内装設計の経験から、こうした日常で触れる部分に目が行きます。見た目がきれいでも、手を伸ばしにくかったり、物を置くと操作の邪魔になったりすると、使い続けるうちに小さな不満になるからです。
新型ではアンビエント照明も進化しており、インパネからドアトリムにつながる水平な光の演出が特徴です。
夜間の室内はかなり印象が変わりそうですね。ただし、明るさやフロントガラスへの映り込み、調整のしやすさは実車で確認したいと思っています。
香りと照明を連動させる新機能
新型NXでは「Sensory Concierge(センサリーコンシェルジュ)」という新機能も発表されています。
これは照明、音楽、空調、シート温度、フレグランスなどを組み合わせ、そのときの気分に合わせて室内空間を演出する機能です。
メーカー公式資料で紹介されているモードは次の3つです。
| モード | 演出内容 |
|---|---|
| INSPIRE | 刺激的な演出で気分の高まりをサポート |
| RADIANCE | 澄んだ雰囲気を演出し集中をサポート |
| REVITALIZE | 自然をイメージした雰囲気でリラックスをサポート |
フレグランスは5種類が紹介されており、そのうち3種類の専用カートリッジをグローブボックス内の発生器に同時に搭載できる構成です。
こうした演出は高級車らしい新しい体験だと思います。ただし、香りの好みには個人差がありますし、消耗品としてのカートリッジ費用も気になるところです。
また、どのグレードに標準装備されるのか、オプションなのかについては国内仕様を確認する必要があります。

新型のインテリアカラーは新色2色を含む全5色が発表されています。
そのうちF SPORT用の新色が「PROMINENCE」。従来のFLARE REDより鮮やかな色調とされています。
写真を見るとかなりスポーティですよね。ただ、私は今回ヘーゼルを選びました。毎日乗るクルマなので、室内は少し落ち着いた雰囲気にしたかったんです。
ボディ剛性と走りも大幅に進化
写真ではわからない部分ですが、新型NXは走りの基本性能にもかなり手が入っています。
LEXUS公式発表によると、フロアクロスメンバーの追加やトンネル部の補強などによって、フロア剛性を約25%向上。サスペンションタワーまわりの剛性も約30%高めています。
元設計者の立場から見ると、こうした変更はかなり興味深い部分です。
ボディはサスペンションを支える土台なので、剛性を高めることでサスペンションの動きをより狙いどおりに制御しやすくなります。
ただし、剛性が高ければそれだけで乗り心地がよくなるわけではありません。重量やサスペンションの設定、振動の伝わり方など、全体のバランスが重要です。
新型ではステアリングのバリアブルラックギアや、極微低速域に対応するショックアブソーバーなども発表されています。ただし、ショックアブソーバーの仕様はAVS非装着車向けという条件があるため、F SPORTの装備と混同しないようにしましょう。
さらに、ハイブリッドのエンジン始動時の振動低減なども狙っています。
現行NXでも十分に質感の高い走りを楽しめますが、新型がどこまで自然で上質な乗り味になっているのか。私はそこを一番楽しみにしています。
安全装備についてもLexus Safety System +が更新され、検知範囲や認識性能、レーダークルーズコントロールの減速制御などが進化しています。
ただし、運転支援機能は自動運転ではありません。作動には道路環境や天候、速度などの条件があるため、搭載機能を過信せず、取扱説明書で作動条件を確認する必要があります。
新旧NXの外装・内装を写真で詳しく比較したい方は、レクサスNX新旧を写真で比較した記事も参考にしてください。フロント、リヤ、コックピットの違いを詳しく紹介しています。
予約枠と人気グレードの注意点
新型NXの予約を検討するときに気になるのが、希望するグレードを注文できるかどうかです。
特にF SPORTは人気が高いといわれていますが、全国の予約数や割当台数がどのくらいなのか、メーカーが公表した確定情報とは分けて考える必要があります。
350h F SPORTへの問い合わせが多い?
2026年9月19日付の自動車メディアによる都内レクサス販売店1店舗への取材では、NX350h F SPORTへの問い合わせが多く、担当者の感覚では半数以上を占めると紹介されていました。
ただし、これは全国の注文状況を集計したものではありません。1店舗の問い合わせ傾向です。
とはいえ、F SPORTの専用デザインや20インチホイール、レッドキャリパーなどが魅力なのは、現行オーナーの私もよくわかります。
今回は新型ハイブリッドの採用や内装の刷新もあり、従来型F SPORTからの乗り換えを検討する人もいるでしょう。
ただし、人気が高いから必ず納期が長くなるとは限りません。生産計画や販売会社への割当、メーカーオプションの供給状況も関わってきます。
また、F SPORTなら必ずリセールが高くなると断定することもできません。将来の売却額は中古車市場の状況によって変わるため、購入時には自分が気に入った仕様を選ぶことも大切だと思います。
販売枠は販売店ごとに確認
旧記事では、都内販売店の取材として「月に数台程度になる可能性がある」という見立ても紹介していました。
しかし、これは全国すべてのレクサス販売店に同じ台数が割り当てられるという意味ではありません。
メーカーの生産計画、販売会社への割当、受注方式などによって、店舗ごとに状況が変わることがあります。
私自身は先行商談を経てNX350h F SPORTを注文できましたが、それだけで今後の一般受注枠がどのくらいあるかまでは判断できません。
予約や購入を考えている方は、希望グレードの受付状況、注文枠、抽選・先着の扱い、次回の案内時期を直接聞いてみてください。
また、第1希望だけでなく、第2希望のグレードや色も考えておけば、希望仕様の注文が難しい場合に判断しやすくなります。
「F SPORTは月数台」「既存オーナーしか買えない」「今申し込まないと間に合わない」といった情報は、全国共通の公式条件とは限りません。購入を急かす情報だけで判断せず、担当販売店で受付条件や正式な注文方法を確認してください。
PHEVの補助金は新型で再確認
NX450h+を検討している方は、予約枠と一緒に補助金も確認しておきたいところです。
従来型NX450h+には、国のCEV補助金で85万円の対象となっている登録区分があります。
ただし、これは従来型についての制度上の金額で、新型NX450h+にそのまま適用されると決まったものではありません。
新型では型式や認定内容が変わる可能性があるため、補助対象車両としての登録や申請条件を確認する必要があります。
自治体による補助制度も地域ごとに異なります。たとえば東京都では、2026年7月1日以降に初度登録された対象PHEVについて、車両購入助成の上限が最大115万円へ引き上げられました。
ただし、最大額はすべての購入者に適用されるわけではありません。自動車メーカーの評価、給電機能、再生可能エネルギー、充放電設備などの条件で助成額が変わります。
国のCEV補助金と自治体の制度を組み合わせられるケースもありますが、申請期限や登録時期、車両の対象条件が重要です。
特に新型NXの納車が2027年になる場合、登録時点の制度が現在と同じとは限りません。2026年度の補助金額をそのまま将来の資金計画へ組み込むのは避けたいですね。
最新の対象車両や補助額は、次世代自動車振興センターのCEV補助金案内で確認できます。東京都の助成制度はクール・ネット東京の公式ページを参照してください。
新型NXの予約・注文前にやるべき準備
ここからは、これから新型NXを購入するあなたに向けて、商談前に準備しておきたいことを紹介します。
私自身が今回注文して感じたのは、正式なカタログがそろっていない段階ほど、自分の希望を整理しておくことが大切だということです。
グレードや色、オプション、予算、納期などをあらかじめ考えておけば、販売店から新しい情報が出たときにも判断しやすくなります。
担当販売店へ購入意向を伝える
まずやっておきたいのが、購入予定の販売店へ具体的な購入意思を伝えることです。
私も10月に担当セールスマンへ購入の意思を伝えたことで、10月31日の商談予約につながりました。
もちろん、購入意思を伝えれば必ず優先枠がもらえるわけではありません。ただ、商談の案内や受付条件について情報を受け取りやすくなる可能性はあります。
販売店へ問い合わせる際は、「新型NXを検討している」と伝えるだけでなく、希望グレードと購入時期、現在のクルマの下取り予定なども伝えておくと話がスムーズです。
特に初めてレクサスを購入する方は、新規顧客向けの商談受付時期、購入希望者の登録方法、正式発表後の連絡方法を聞いておくとよいでしょう。
グレードと希望仕様を決めておく
商談前に決めておきたいのは、まず希望するパワートレーンです。
300h・350h・450h+のどれが自分の使い方に合うか。特にPHEVを検討しているなら、自宅充電の有無や年間走行距離まで考えておきたいところです。
そのうえでF SPORTなどのグレード、ボディカラー、内装色、メーカーオプションを選びます。
私の場合は、今のNX350h F SPORTに満足していたこともあって、グレード選びは比較的スムーズでした。それでも内装色は少し迷いましたね。
新型ではメーカーオプションの設定が従来型から変わる可能性があるため、標準装備を確認する前にオプション費用を決めつけない方がよいでしょう。
第1希望と第2希望のパワートレーン、FF・AWD、希望グレード、ボディカラー、内装色、メーカーオプション、予算上限、支払い方法、希望納車時期、現在の愛車の売却予定を整理しておきましょう。さらに、注文後の仕様変更とキャンセル条件も確認できると安心です。
現行NXの価格と新型見積もりを比較
新型NXの予算を考えるとき、従来型のメーカー希望小売価格は参考になります。
ただし、私の商談では価格が大幅に上がるという説明を受けています。従来型の価格だけを基準にすると、実際の支払総額との差が大きくなるかもしれません。
参考として、2026年9月21日時点でLEXUS公式サイトに掲載されていた従来型NXの価格を整理します。
| 従来型NXのグレード | 当時のメーカー希望小売価格 |
|---|---|
| NX350h | 550万〜577万円 |
| NX350h “version L” | 637万6,000〜664万6,000円 |
| NX350h “F SPORT” | 640万6,000〜667万6,000円 |
| NX350h “OVERTRAIL” | 687万6,000円 |
| NX450h+ “version L” | 749万5,000円 |
| NX450h+ “F SPORT” | 758万5,000円 |
| NX450h+ “OVERTRAIL” | 772万5,000円 |
私が今回作成してもらった新型NX350h F SPORTの見積総額は約780万円です。
ただし、従来型のメーカー希望小売価格と新型の諸費用込み見積総額をそのまま比較して、「100万円以上の値上げ」と判断するのは正しくありません。
新旧の車両本体価格、標準装備、メーカーオプション、販売店用品、諸費用をそろえて比較する必要があります。
装備の充実によって従来型では追加費用が必要だったものが標準になる場合もあるため、同条件に近づけて比較すると実際の価格差を把握しやすくなります。
現金・ローン・残クレを比較する
新型NXの購入では、支払い方法も重要です。
現金一括払い、通常の自動車ローン、残価設定型クレジットなど、それぞれに特徴があります。
残価設定型クレジットは、契約終了時の据置額を設定することで月々の支払額を抑えやすい仕組みです。
ただし、月々の支払いが小さいからといって、購入費用全体が安くなるわけではありません。
金利、据置額、最終回の支払い方法、走行距離や車両状態に関する返却条件なども確認する必要があります。
特に数年後の乗り換えを前提にする場合は、将来の残価と実際の中古車買取額が同じになるとは限らないことも理解しておきましょう。
残価設定型クレジットの仕組みや月々の負担については、レクサス残クレのシミュレーションと注意点でも詳しく解説しています。
税金と補助金を確認しておく
新車購入では、車両価格のほかに税金や登録諸費用も必要です。
2026年3月31日をもって、自動車税環境性能割は廃止されました。そのため、2026年4月1日以降の取得では従来の環境性能割は課税されません。
一方で、自動車重量税や自動車税種別割など、ほかの税金は引き続き確認が必要です。
自動車重量税のエコカー減税については、2026年5月1日から制度が見直されています。HEVは燃費基準の達成度などによって免税・軽減の扱いが変わります。
2027年5月1日には対象基準の一部が引き上げられるため、納車が2027年4月以降になる場合、実際の登録時期も重要です。
私が注文した新型NX350hについても、正式な燃費値と登録時期に基づいて税額を確認する必要があります。
PHEVのNX450h+についてはCEV補助金の対象となる可能性がありますが、新型の補助額は正式な対象車両情報で確認してください。
補助金は申請期限や保有義務期間などの条件もあります。金額だけで判断せず、購入する時点の制度内容を確認するのがおすすめです。
自動車税制は国土交通省や経済産業省、CEV補助金は次世代自動車振興センター、自治体助成は各自治体の公式サイトで確認してください。特に2027年以降の登録を予定している場合は、購入時点の制度と実際の登録時点の制度が異なる可能性があります。
今のNXの査定額を確認する
私のように現在NXに乗っている方にとって、乗り換え費用を左右するのが愛車の売却額です。
新型NXの支払総額が約780万円でも、今のNXがいくらで売れるかによって、実際に必要になる金額は大きく変わります。
また、現在のNXにローン残債がある場合は、その精算も必要です。
乗り換え費用を考える際は、新車の支払総額から、今のクルマの売却額を差し引き、残債や売却に伴う費用があればそれも含めて計算しましょう。
仮に新型NXの総額が780万円で、今のNXを400万円で売却できた場合、残債がなければ単純な差額は380万円です。
もちろん、400万円という数字は計算を説明するための仮定であり、私のNXの実際の査定額ではありません。
中古車の査定額は年式、走行距離、グレード、ボディカラー、車両状態、市場在庫などによって変わります。
新型が発売されると従来型の価格が下がると思われがちですが、必ずそうなるとは限りません。中古車市場の需給や輸出需要などによって相場が変わることもあります。
だからこそ、私は新型NXの商談を進める際には、今のNXの買取相場も確認しておくことが大切だと思っています。
NXのリセールを左右する条件や売却時の注意点は、レクサスNXのリセールを最大化する方法でも詳しく紹介しています。
今のNXはいくらで売れる? 乗り換え費用を把握したいなら、まず現在の買取相場を確認しておくと判断しやすくなります。
\オークション形式の買取査定をするなら下記サイトから/
※買取査定額は車両の状態や時期、売却条件によって異なります。査定サービスを利用する場合は、申込条件や売却までの手続きを確認してください。
納車までの下取り額に注意
私の場合、特に気になっているのが納車までの期間です。
10月31日に注文しましたが、私の販売店では納期が2027年4月以降になる見込みとのことでした。
それまで今のNXに乗り続ければ、当然走行距離は増えます。中古車市場の相場も変わる可能性がありますよね。
そのため、下取り査定額が注文時点で保証されるのか、納車時に再査定されるのかは重要です。
また、走行距離が一定以上増えた場合や、車両に損傷が発生した場合の条件も確認しておく必要があります。
私の場合は2月に車検を通しているため、納車を待つ間も今のNXに乗り続けられるのが助かります。
ただし、今のNXを早めに売った方が高い査定額になる可能性もあります。その場合は代車や別の移動手段が必要になるため、単純に査定額だけで決めるのは難しいところです。
売却額、引き渡し日、次のクルマの納車予定日をセットで考えるのがよいでしょう。
自動車保険の車両入替も準備する
もうひとつ、乗り換え前に忘れたくないのが自動車保険です。
今のNXから新型NXへ乗り換える場合、納車に合わせて車両入替の手続きが必要になります。
新型NXでは車両価格が変わる可能性があり、車両保険金額や型式別料率クラスなどによって保険料も変動することがあります。
同じNX350h F SPORTへ乗り換えるからといって、保険料まで同じになるわけではありません。
まずは現在加入している保険会社へ、新型NXへの車両入替後の保険料を確認しておくとよいでしょう。
必要であれば複数社の見積もりを比較する方法もあります。ただし、単純に保険料の安さだけで判断せず、対人・対物の補償額、車両保険の範囲、免責金額、運転者の条件などをそろえて比較してください。
新型NXへの乗り換えで保険料は変わる? 納車前に維持費を把握したい方は、現在の補償内容を基準に比較しておくと安心です。
【無料】複数の保険会社から自動車保険を一括見積もり請求、保険料の徹底比較も可能!※広告リンクを含みます。実際の保険料や利用条件は各社で異なります。新型の正式な車両型式が必要になる場合は、納車前に改めて見積もりを確認してください。
注文後の変更・キャンセル条件を確認
今回のように正式カタログがない段階で商談を進める場合、注文後の変更条件は特に重要だと思います。
たとえば、注文後にボディカラーや内装色を変更できるのか。メーカーオプションを追加・削除できるのか。価格が正式発表された際に見積条件が変わる可能性はあるのか。
こうした点は事前に確認しておきたいところです。
また、商談予約、購入申込み、注文書の作成、正式な契約成立はそれぞれ扱いが異なる場合があります。
キャンセルの可否や申込金の取り扱いについても、販売店との合意内容や書面によって変わります。
大きな買い物だからこそ、担当者からの口頭説明だけでなく、重要な条件は注文書や契約書で確認しておくことをおすすめします。
私も正式発表後には、注文した仕様と最終的な装備表をもう一度照らし合わせたいと思っています。
新型NXを待つか現行型を選ぶか
新型NXの予約状況が気になっている方の中には、今すぐ新しいクルマが必要なのか、それとも新型を待てるのかで悩んでいる人もいるでしょう。
新型の進化は魅力的ですが、必ずしもすべての人が待つべきとは限りません。
新型NXを待つ価値がある人
新型NXを待つ価値があるのは、今回の大幅な変更内容に魅力を感じている方です。
たとえば、新世代ハイブリッドシステムの走りを体験したい人、新しいコックピットや内装デザインが気に入った人、安全装備の進化を重視する人などですね。
特にPHEVを検討しているなら、EV航続距離140km超という開発目標やDC急速充電対応は大きな違いです。
自宅に充電設備を設置でき、日常の移動をEV走行中心で使いたい方にとっては、従来型との違いを確認する価値があるでしょう。
一方で、納期を優先する必要がある方や、現行NXのデザインや装備に十分満足している方は、無理に新型へ乗り換える必要はありません。
私の場合は、今のNXに不満があるからではなく、新型の内装や走りの進化が魅力だったため、乗り換えることにしました。
現行NXやCPOも検討したい人
車検切れや故障、家族構成の変化などで早めにクルマが必要な場合は、新型の納車を待てないこともあります。
そのような場合は、購入可能な従来型NXの在庫や、レクサス認定中古車CPOも選択肢に入れてみてください。
CPOはレクサスの認定基準を満たした中古車で、所定の点検整備や保証が付く仕組みです。新車とは条件が異なりますが、希望する仕様の車両が見つかれば、納車時期や価格面で選択肢が広がる可能性があります。
ただし、新型が発売されたからといって、従来型の中古車価格が必ず大幅に下がるとは限りません。
中古車の価格は年式、走行距離、状態、在庫、需要などによって変わります。購入するときは複数の在庫車両を比較し、保証内容や整備履歴も確認しましょう。
レクサス認定中古車の特徴や注意点は、レクサス認定中古車CPOの選び方でも解説しています。

また、荷室の使い勝手も重要です。世界初公開時の資料では、荷室容量の大幅な変更が主要な改良点として示されているわけではありません。
ゴルフバッグやベビーカー、旅行用の荷物など、普段積むものがある方は実車で確認してください。容量の数字が同じでも、開口部の形や床面の高さ、荷物の積みやすさによって使い勝手は変わります。
新型NX予約・注文のよくある質問
最後に、新型NXの予約や注文について、気になりやすい疑問をまとめました。
まとめ|10月31日に新型NXを注文
2026年9月1日に世界初公開された新型レクサスNX。予約や注文開始を待っている方も多いと思いますが、私自身は10月31日に先行商談を行い、新型NX350h F SPORTを注文することができました。
今回の商談でわかったのは、従来型から価格やメーカーオプションの考え方がかなり変わりそうだということです。
ドライブレコーダーやデジタルキーなどが標準化されるという説明もあり、メーカーオプションの選択肢は減る方向とのことでした。
そして、私が注文したNX350h F SPORTの支払総額は約780万円。納期は2027年4月以降になる見込みです。
新型NXは2026年9月1日に世界初公開。私は10月31日に先行商談を行い、NX350h F SPORTを注文しました。選んだのはホワイト外装・ヘーゼル内装で、ムーンルーフとレッドキャリパーを追加。見積総額は約780万円です。担当販売店では2027年4月以降の納期見込みと案内されました。新規顧客向けの商談や正式な国内発表は11月末頃を予定しているとの説明でしたが、全国共通の確定日程ではありません。
3年前にNX350h F SPORTを購入したときも、納車が楽しみだったことを覚えています。今回、また同じグレードへ乗り換えることになったのは、それだけ今のNXが気に入っているからです。
もちろん、新型の価格は決して安くありません。私のように現行NXに大きな不満がないなら、そのまま乗り続ける選択も十分にありだと思います。
ただ、新しいインテリアやハイブリッドシステム、走りの進化を考えると、次のNXへの期待も大きいんですよね。
私はホワイトのボディにヘーゼルの内装、ムーンルーフとレッドキャリパーという仕様を選びました。まだ正式カタログがない段階での注文でしたが、自分の好きな仕様を決められたことには満足しています。
一方で、マークレビンソンなどの装備によって納期が変わる可能性や、正式発表後に確認すべき条件も残っています。販売店から聞いた情報とメーカー公式情報を分けながら、今後も確認していきたいと思います。
これから新型NXを購入するあなたは、まず担当販売店へ購入意思を伝え、希望グレードと仕様を整理しておくことから始めてみてください。
現行NXから乗り換えるなら、今の愛車の査定額を確認することも大切です。新型の見積総額だけでなく、実際にいくら追加負担が必要になるのかがわかれば、買い替えの判断もしやすくなります。
そして、正式発表後には価格と装備表を確認し、可能なら実車を見て、試乗もしてみてください。写真やスペックではわからない乗り心地や操作感も、長く乗るうえでは大切です。
私も今のNXを大切に乗りながら、次のNXが届くのを楽しみにしています。正式発表や納期の状況が具体的になったら、購入者の立場から引き続き紹介したいと思います。
新型NXの公式情報は、LEXUS公式「NX World Premiere」でも確認できます。正式な価格・グレード・装備・発売日については、国内向けの最新情報をご確認ください。
※本記事は2026年11月3日時点の情報を基にしています。新型NXの諸元・機能には2026年9月1日の世界初公開時点のプロトタイプ値が含まれます。先行商談、注文内容、価格、納期は私が利用した販売店での説明と見積もりによるものです。全国共通の販売条件や納期を保証するものではありません。


