PR

トヨタ ビジーフォーエックスは買い?実力と価格を解説

トヨタ ビジーフォーエックスは買い?実力と価格を解説 SUV
記事内に広告が含まれています。

こんにちは!トヨタ車が好きな人が集まるサイト「トヨリスト」のトヨタロウです。

「トヨタ ビジーフォーエックス」って最近よく聞くけど、実際どうなんだろう?って気になって検索されたんじゃないでしょうか。電気自動車(EV)って聞くと、価格や国の補助金はいくらもらえるのか、一回の充電での航続距離や充電時間は大丈夫なのか、気になることがたくさんありますよね。私も最初はそうでした。

特に、発売当初の評判を聞いて、欠点やネガティブなイメージを持っている方もいるかもしれません。でも実は、bZ4Xは改良を重ねて、今ではまったく別のクルマと言っていいほど進化しているんです。気になる内装の質感やサイズ感、雪道でも安心の4WD性能、そしてライバルのアリアやモデルYとの違いについても気になるところですよね。KINTOで乗るのと購入するのではどっちがお得か、グレードGとZの違いは何か、そしてトータルでの維持費はガソリン車と比べてどうなのか…。

この記事では、そんなあなたの疑問や不安を一つひとつ解消していきます。最後まで読めば、今のトヨタ ビジーフォーエックスが本当に「買い」なのか、きっとあなた自身の答えが見つかるはずです。

  • bZ4Xのグレードごとの価格と補助金を適用した実質価格
  • 改良後のリアルな航続距離と充電性能
  • KINTOと現金購入のメリット・デメリット
  • ライバル車と比較したbZ4Xならではの強み
スポンサーリンク

トヨタ ビジーフォーエックスの真価と実力を徹底解説

まずは、トヨタ ビジーフォーエックスがどんなクルマなのか、基本的な性能や特徴を見ていきましょう。価格や補助金といったお金の話から、気になる航続距離、内装、そしてトヨタとスバルがタッグを組んだ自慢の4WD性能まで、その実力に迫りますね。

気になる価格と国の補助金はいくら?

電気自動車(EV)の購入を考える上で、避けては通れないのがお金の話ですよね。特に車両本体価格と、それをグッと身近なものにしてくれる補助金の存在は、最も重要なポイントと言っても過言ではないでしょう。bZ4Xは、この補助金を活用することで、驚くほど現実的な選択肢になるんです。

まず、基本となる車両本体価格(税込)をグレード別に見てみましょう。

bZ4X グレード別価格一覧

グレード 駆動方式 価格(税込) 主なターゲット層
G FWD 4,800,000円 コストパフォーマンス重視、法人需要
Z FWD 6,000,000円 快適性・先進性重視の個人オーナー
Z 4WD 6,500,000円 降雪地域、アウトドア好き

※上記は2025年1月時点の情報を基にした参考価格です。最新の価格や装備詳細は必ず公式サイトまたは販売店でご確認ください。

Gグレードが480万円からと、BEV専用モデルとしてはかなり戦略的な価格設定なのがわかりますね。しかし、ここからが本番です。国が推進するEV普及策の目玉、「CEV補助金」を適用すると、この価格は大きく変わります。

CEV補助金で実質価格はいくらになる?

CEV補助金は、車両の性能や機能に応じて金額が変動します。bZ4Xは、高い電費性能や外部給電機能(V2H/V2L)を備えていること、さらにトヨタ自体が充電インフラの整備に積極的に取り組んでいることなどが評価され、補助金の額はトップクラスとなっています。2025年度の制度にもよりますが、過去の実績から見ても、ベース額に様々な加算がつき、最大で130万円程度の補助金が交付される可能性があります。(出典:経済産業省『クリーンエネルギー自動車導入促進補助金』

さらに、これに加えてお住まいの自治体独自の補助金が上乗せされるケースも少なくありません。例えば、東京都では国の補助金とは別に、再生可能エネルギー電力の導入などを条件に、さらに数十万円の補助が受けられる制度があります。お住まいの「自治体名+EV 補助金」で検索してみると、意外な支援制度が見つかるかもしれませんよ。

では、これらの補助金を適用すると、実質的な購入価格はいくらになるのでしょうか。最もお求めやすいGグレードでシミュレーションしてみましょう。

4,800万円(車両価格) – 130万円(国の補助金) – 50万円(自治体の補助金例) = 実質 300万円

いかがでしょうか。なんと、人気のSUVであるRAV4やハリアーの上級ハイブリッドグレードと完全に肩を並べる価格帯に入ってきます。最新のBEVがこの価格で手に入ると考えると、俄然、現実味を帯びてきませんか?

補助金利用の重要注意点

夢のような補助金ですが、いくつか注意点があります。まず、国の補助金は年度ごとに予算が定められており、申請が殺到すると年度の途中で受付が終了してしまうことがあります。また、補助金を受け取った場合、原則として3年または4年間の車両保有が義務付けられ、期間内に売却すると補助金を返納する必要がある点も覚えておきましょう。購入を具体的に検討される際は、必ず販売店の担当者に最新の補助金情報を確認してくださいね。

改良後の航続距離と充電時間の実力

「EVは航続距離が短い」「充電に時間がかかる」…こうしたイメージは、EVへの乗り換えを躊躇させる大きな要因ですよね。bZ4Xも、デビュー当初は充電性能に関して市場から厳しい声が上がったのは事実です。しかし、トヨタはその声に真摯に耳を傾け、ソフトウェアアップデートを中心とした改良を重ねてきました。その結果、現在のbZ4Xは、実用性の面で非常に高いレベルに到達しています。

実用十分な航続距離と、それを支える工夫

まず、カタログスペック上の航続距離(WLTCモード)を見てみましょう。

  • Gグレード (FWD): 567km
  • Zグレード (FWD): 559km
  • Zグレード (4WD): 540km

電費に優れる18インチタイヤを履くGグレードでは567kmと、東京から大阪まで無充電で走り切れる計算になります。もちろんこれは理想的な条件下での数値であり、実際の航続距離は季節や運転スタイル、特にエアコンの使用状況に大きく左右されます。一般的に、冬場はバッテリー性能の低下と暖房使用により、航続距離が2〜3割程度落ち込む傾向があります。

しかし、bZ4Xにはその落ち込みを最小限に抑えるための賢い工夫が凝らされています。改良によって、エアコンの消費電力を自動で最適化する制御が導入されたほか、世界で初めて採用された「輻射熱ヒーター」(Zグレード)は、少ない電力で乗員の足元を直接じんわりと温めてくれる優れもの。これらとシートヒーター、ステアリングヒーターを積極的に活用することで、車内全体を温めるエアコンへの依存度を下げ、冬場の実航続距離の低下を効果的に抑制できるんです。

「充電ストレス」を過去のものにしたアップデート

bZ4Xの真価が最も発揮されているのが、この充電性能の改善です。デビュー当時に指摘された課題は、主に以下の3点でした。

  1. 低温時の急速充電受け入れ性が低い
  2. バッテリー残量80%を超えると充電速度が極端に低下する
  3. そもそも充電時間が長い

これに対し、トヨタはソフトウェアアップデートでバッテリーの温度管理システムを最適化。これにより、冬場などの低温環境下でも、バッテリーを効率的に温めて急速充電をスムーズに開始できるようになりました。さらに、充電残量80%までの時間が最大30%短縮され、80%以降の充電速度も改善。長距離移動の際の「充電待ち」のストレスが大幅に軽減されたのは、非常に大きな進化です。

そして、ユーザーにとって地味ながら最も嬉しい改善点が、メーター内にバッテリー残量がパーセント(%)で表示されるようになったこと。これにより、「あとどれくらい走れるか」が直感的に把握でき、精神的な安心感が格段に向上しました。こうした細やかな改善の積み重ねが、bZ4Xを「本当に使えるEV」へと成熟させたと言えるでしょう。

EVの基本は「自宅での普通充電」

急速充電性能が向上したとはいえ、EVライフの基本は、スマートフォンを寝る前に充電するのと同じ感覚で、ご自宅の200Vコンセントで夜間に充電する「普通充電」です。朝起きたら常に満充電に近い状態からスタートできるため、日常的な利用で充電を意識することはほとんどありません。急速充電は、あくまで長距離ドライブの際に「継ぎ足し」で利用するもの、と考えるとEVへのハードルがぐっと下がるかもしれませんね。

クラストップレベルの内装とサイズ感

bZ4Xのドアを開けて運転席に座ると、これまでのトヨタ車とは一線を画す、未来的で広々とした空間に驚かされるはずです。この優れたパッケージングの秘密は、EV専用にゼロから開発されたプラットフォーム「e-TNGA」にあります。

e-TNGAがもたらす魔法のパッケージング

e-TNGAは、重くてかさばるエンジンやトランスミッションがないEVの特性を最大限に活かす設計思想で作られています。その特徴は「ショートオーバーハング&ロングホイールベース」。つまり、ボディの四隅ぎりぎりにタイヤを配置することで、車体の全長を抑えながら、室内空間の広さを決定づけるホイールベース(前輪と後輪の間の距離)を最大限に確保しているのです。

bZ4Xの全長は4,690mmと、人気のSUV「RAV4」とほぼ同じ。都市部の駐車場でも持て余すことのない、非常に扱いやすいサイズ感です。しかし、ホイールベースはなんと2,850mm。これは、トヨタのフラッグシップセダンであるクラウンや、レクサスの最上級セダンLSに匹敵する長さなんです。この“魔法”が、bZ4Xの驚異的な室内の広さを生み出しています。

特に恩恵を受けているのが後部座席です。センタートンネルのないフラットな足元と、1,000mmも確保された前後席間距離(タンデムディスタンス)により、大柄な男性が足を組んでも膝が前席につくことはありません。これはもはやDセグメントSUVのレベルを超えた、Eセグメントクラスの快適性と言ってもいいでしょう。ご家族やご友人を後席に乗せたとき、その広さにきっと感心されるはずです。

未来感と使いやすさを両立したコックピット

運転席周りのデザインもユニークです。bZ4Xが採用する「トップマウントメーター」は、一般的なメーターのようにステアリングホイールの内側から覗き込むのではなく、ハンドルの上から見るレイアウト。これにより、運転中の視線移動が最小限に抑えられ、前方の道路状況とメーター情報をスムーズに確認できます。最初は少し斬新に感じるかもしれませんが、視線の焦点移動が少ないため、長距離運転での疲労軽減に繋がる、人間工学に基づいた合理的なデザインなんですね。

内装の素材選びにもトヨタのこだわりが感じられます。ダッシュボードには、従来の樹脂パネルではなく温かみのあるファブリック素材が大胆にあしらわれ、まるでモダンなリビングの家具のような雰囲気を醸し出しています。Zグレードに採用される合成皮革シートも質感が非常に高く、上質でありながらメンテナンス性に優れるという実用性も兼ね備えています。静粛性もEVならでは。エンジン音が無いのはもちろん、ロードノイズや風切り音を徹底的に抑え込むため、遮音性の高いガラスや吸音材が惜しみなく使われており、高速道路でもクリアな会話が楽しめます。

雪道も安心の4WDとX-MODE性能

「bZ4Xは都会的なデザインのSUVだけど、悪路や雪道は本当に大丈夫なの?」そう思われる方もいるかもしれません。しかし、その心配は全くの無用です。特に4WDモデルに搭載されたAWDシステムは、見た目から想像する以上に本格的で、bZ4Xの隠れた大きな魅力となっています。

このAWDシステムの開発にあたり、トヨタは長年の盟友であるSUBARUとタッグを組みました。「シンメトリカルAWD」で世界的に評価の高いスバルのAWD技術と、トヨタが培ってきた電動化技術を融合させることで、これまでのエンジン車では到達できなかった、新しい次元の四輪駆動性能を実現したのです。

スバルの魂が宿る「X-MODE」

その核心技術が、スバルのフォレスターなどにも搭載されている悪路走破支援システム「X-MODE」です。bZ4Xの4WDモデルには、このX-MODEがBEV向けに最適化されて搭載されています。

X-MODEのスイッチを押すと、システムは路面状況に合わせて4輪の駆動力、ブレーキ、モーターの出力を統合制御。例えば、雪道でタイヤがスリップし始めると、空転したタイヤに瞬時にブレーキをかけ、残りのグリップしているタイヤに駆動力を集中させることで、スタックからの脱出を強力にサポートします。モードは2種類用意されており、

  • [SNOW・DIRT]モード: 凍結路や圧雪路など、滑りやすい路面全般に対応。
  • [DEEP SNOW・MUD]モード: 深雪やぬかるみなど、タイヤが埋まってしまうような極端な悪路に対応。

と、状況に応じて使い分けることが可能です。

モーター駆動AWDならではの緻密な制御

さらに、EVならではの利点がこのX-MODEの性能をさらに高めています。エンジン車では、エンジンの回転を複雑な機械部品を通してタイヤに伝えていましたが、EVはモーターが直接タイヤの近くに配置されています。これにより、アクセル操作に対する反応が極めて速く、前後輪の駆動力配分を0.1秒以下の単位で緻密に制御できるのです。この反応の速さと制御の緻密さが、滑りやすい路面での安定性を劇的に向上させています。

また、新開発の「グリップコントロール」も非常に頼もしい機能です。これは、急な下り坂や凹凸の激しいオフロードを走行する際に、ドライバーがブレーキやアクセルを操作しなくても、車両が自動で一定の低速(2km/h~10km/h)を維持してくれる機能。ドライバーはステアリング操作に集中できるため、安心して難所をクリアすることができます。ウインタースポーツやキャンプで、最後のちょっとした未舗装路や雪道を走る機会がある方にとって、この安心感は絶大だと思いますよ。

グレードGとZの違いとおすすめは?

bZ4Xを選ぶ上で、多くの人が頭を悩ませるのが「G」と「Z」、2つのグレード選択でしょう。エントリーグレードの「G」と上級グレードの「Z」では、FWDモデルで120万円もの価格差があります。この価格差がどこにあるのか、そしてどちらが自分に合っているのかをじっくり比較検討してみましょう。

Gグレード vs Zグレード 主な装備比較

装備項目 Gグレード (FWD: 480万円) Zグレード (FWD: 600万円)
タイヤ&ホイール 18インチアルミホイール 20インチアルミホイール(切削光輝)
シート表皮 ファブリック 合成皮革
運転席シート機能 6ウェイマニュアル 8ウェイパワーシート(前後スライド・リクライニング等)
快適温熱シート 前席・後席 標準装備
シートベンチレーション 前席 標準装備
輻射熱ヒーター 運転席・助手席足元 標準装備
バックドア 手動 ハンズフリーパワーバックドア
充電ケーブル 200V用のみ 200V用 + 100V用
4WD選択 不可 可能 (+50万円)

コスパ最強!実用派のあなたには「G」グレード

「できるだけコストを抑えて、賢くbZ4Xに乗りたい」という方には、私は迷わず「G」グレードをおすすめします。120万円という価格差は、単なる装備の簡略化だけではありません。Gグレードには、それを補って余りある独自の魅力があるんです。

最大のメリットは、18インチタイヤを装着することによる「乗り心地の良さ」「電費性能の高さ」です。タイヤのハイト(厚み)があるため、路面からの細かな衝撃をよりしなやかに吸収してくれますし、転がり抵抗が少ないため航続距離もZグレードより長くなります。まさに「質実剛健」という言葉がぴったりの選択です。

「廉価版」というイメージは全くなく、12.3インチの大型ディスプレイオーディオや最新のToyota Safety SenseはZグレードと全く同じものが標準装備されています。補助金を活用すれば実質300万円台から狙えることを考えると、そのコストパフォーマンスは驚異的と言えるでしょう。

所有する喜びと快適性を求めるなら「Z」グレード

一方、「せっかく最新のEVに乗るなら、快適装備や先進機能にもこだわりたい」という方には、「Z」グレードがその期待に完璧に応えてくれます。120万円の価格差は、一つ一つの装備を見ていくと、むしろ割安に感じられるかもしれません。

夏の蒸れやすい季節に快適なシートベンチレーション、冬に後席の同乗者から喜ばれること間違いなしの後席シートヒーター、そしてトヨタ初の輻射熱ヒーターは、Zグレードでしか味わえない贅沢な装備です。特に輻射熱ヒーターは、エアコンのように空気を乾燥させることなく、足元からじんわりと体を温めてくれるので、冷え性の方には最高の機能だと思います。両手がふさがっていても足の操作で開閉できるハンズフリーパワーバックドアも、日々の買い物の際にその便利さを実感するはずです。

そして何より、雪道やアウトドアでの安心感を求めるなら、4WDが選択できるのはZグレードのみという点が最大のポイントになります。自分のカーライフに合わせて、最適な一台を選んでくださいね。

トヨタ ビジーフォーエックスの経済性と賢い買い方

ここからは、購入後の維持費や、ちょっと変わった買い方であるKINTOなど、経済的な側面からトヨタ ビジーフォーエックスを見ていきましょう。賢く手に入れるためのヒントが見つかるかもしれません。

KINTOと購入どっちがお得かを比較

bZ4Xはデビュー当初、トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」でのみ提供されていたという経緯もあり、今でもKINTOでの契約を検討されている方は多いと思います。月々定額で新車に乗れるKINTOと、従来通りの現金・ローンでの購入。一体どちらが自分にとって「お得」なのでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを深く掘り下げてみましょう。

「所有」から「利用」へ。安心コミコミのKINTO

KINTOの最大の魅力は、車両代金だけでなく、登録諸費用、任意保険、自動車税、定期メンテナンス、さらには車検費用まで、クルマにかかる費用がすべて月額利用料に含まれている点です。つまり、ガソリン代(bZ4Xの場合は電気代)と駐車場代さえ払えば、あとは毎月決まった額を支払うだけで済むという、非常にシンプルな料金体系になっています。

KINTOの主なメリット
  • 家計管理がラク: 突然の出費(税金、車検、故障修理など)がなく、毎月の支出を完全にフラットにできる。
  • 将来価値の心配なし: EVは技術の進化が速く、数年後のバッテリー性能や下取り価格(残価)が読みにくいのが現状。KINTOなら、契約満了時に車両を返却するだけなので、将来の価値下落リスクをユーザーが負う必要がありません。これはEVを選ぶ上で非常に大きな安心材料です。
  • 常に最新の安全装備: 契約期間(3年/5年/7年)が終われば、また最新のクルマに乗り換えることができる。
  • Webで完結する手軽さ: 見積もりから契約までオンラインで完結できる手軽さも魅力です。

一方で、走行距離に制限(月々1,500kmが基本)があったり、原則としてカスタマイズができなかったり、契約期間の途中で解約すると解約金が発生するなどのデメリットもあります。「クルマを自分のものとして所有したい」「自由にカスタムしたい」という方には向いていないかもしれません。

愛車として長く付き合うなら、やっぱり「購入」

従来通りの購入(現金/ローン)の最大のメリットは、なんといっても「自分の資産になる」ことでしょう。走行距離を気にすることなく好きなだけ走れますし、ホイールを替えたり、好きなアクセサリーを付けたりと、自分好みの一台に仕上げていく楽しみがあります。

総支払額の観点では、一概にどちらがお得とは言えません。しかし、一般的には同じクルマに7年以上といった長期間乗る場合は、購入した方が総支払額は安くなる傾向にあります。また、KINTOの月額料金に含まれる任意保険は等級が引き継がれないため、長年無事故で保険等級が高い方にとっては、自分で保険に加入した方が割安になるケースもあります。

結局どっちを選べばいい?

結論として、「数年後のEVの価値がどうなるか不安」「クルマにかかる費用をシンプルにしたい」「3〜5年で新しいクルマに乗り換えたい」という方はKINTOが非常に合理的な選択肢です。一方で、「一台のクルマを長く大切に乗りたい」「年間走行距離が多い」「自分のクルマとして愛着を持ちたい」という方は、購入が向いていると言えるでしょう。ご自身のカーライフや価値観に合わせて、じっくり検討してみてください。

発売後の評判、欠点は改善された?

クルマ好きの間では、bZ4Xがデビュー直後にいくつかの課題に直面したことはよく知られています。特に、急速充電性能に関する厳しい評判や、ホイールハブボルトのリコール問題は、初期のイメージに少なからず影響を与えました。しかし、重要なのはその後のトヨタの対応です。彼らはユーザーの声や市場の評価に真摯に向き合い、驚くべきスピードで課題を克服してきました。

課題を乗り越え、「熟成」された現在のbZ4X

まず、最も大きな課題であった急速充電性能については、すでに述べた通り、複数回にわたるソフトウェアアップデートによって劇的に改善されています。バッテリーの温度を最適に管理する制御プログラムの見直しにより、特に冬場の低温環境下での充電速度が大幅に向上しました。これは、購入後もクルマが進化し続ける「OTA(Over The Air)」技術の恩恵であり、EVならではの大きなメリットと言えますね。

また、初期に発生したリコール問題についても、迅速かつ誠実な対応で乗り切り、現在はもちろん対策済みの車両が生産・販売されています。こうした初期のトラブルを経験したからこそ、トヨタの品質管理体制はさらに強固なものになったと言えるかもしれません。

トヨタが掲げる「バッテリーへの絶対的な自信」

EVで最も気になる部品であるバッテリーについても、トヨタは並々ならぬ自信を見せています。ハイブリッド車で25年以上にわたって培ってきたバッテリー制御技術を注ぎ込み、bZ4Xでは「10年後でも90%の電池容量維持率」を開発目標に掲げています。これは保証値ではありませんが、世界中のあらゆる環境下での使用を想定したトヨタが設定した目標値であるという事実は、非常に心強いものです。

実際に、保証としても「10年20万kmで電池容量70%以上」という手厚い内容が付帯しており、長期にわたって安心して乗り続けることができます。発売当初の評判を聞いて少し不安に感じていた方も、現在のbZ4Xはそうした課題を乗り越え、非常に信頼性の高い、熟成されたモデルになっていると考えていただいて間違いないと思います。

最新の安全性能と運転支援システム

大切な家族や友人を乗せて走るクルマだからこそ、安全性能は何よりも優先したいポイントですよね。その点、bZ4Xはトヨタの最新世代の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備しており、クラス最高水準の安全性能を誇ります。単に事故を防ぐだけでなく、日々の運転の疲れを軽減してくれる賢い機能も満載です。

事故を「未然に防ぐ」ための先進機能

Toyota Safety Senseの核となるのは、ミリ波レーダーと単眼カメラを使った検知システムです。これにより、昼夜を問わず、クルマや歩行者、自転車などを高い精度で認識し、衝突の危険があれば警告や自動ブレーキで被害の軽減をサポートします。

  • プリクラッシュセーフティ: 見通しの悪い交差点での右折時に対向車線を直進してくるクルマや、右左折時に横断してくる歩行者・自転車も検知可能。出会い頭の事故リスクを大幅に低減します。
  • レーントレーシングアシスト(LTA): 高速道路などで、車線の中央を滑らかに走行できるようステアリング操作をアシスト。カーブの手前で自動的に減速してくれる機能も備わり、長距離ドライブの疲労を大きく軽減してくれます。
  • レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付): 前のクルマとの車間距離を保ちながら自動で追従。渋滞時のノロノロ運転でも、停止・発進を繰り返してくれるので、ドライバーはペダル操作から解放されます。

運転に「寄り添う」新しい支援機能

私が特に感心したのは、最新世代から搭載された「プロアクティブドライビングアシスト(PDA)」です。これは、従来の「ぶつかりそうになってから作動する」安全装備とは一線を画し、「危ないかもしれない」というリスクを先読みして、運転操作をさりげなくサポートしてくれる機能です。

例えば、信号のない横断歩道に歩行者がいるのを検知すると、ドライバーがアクセルを緩めたタイミングに合わせて、穏やかに減速をアシスト。また、前方のカーブに対して自車の速度が速いと判断すると、同様に緩やかな減速を行い、スムーズなコーナリングを助けてくれます。この「運転が上手い人が隣にいる」かのような自然なアシストは、街中でのヒヤリハットを減らし、精神的な余裕を生み出してくれます。

駐車が苦手な人の救世主「アドバンスト パーク」

Zグレードには、高度駐車支援システム「アドバンスト パーク」をオプションで設定可能です。これは、スイッチを押すだけで、ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトの全てをクルマが自動で操作し、駐車を完了させてくれるという驚きの機能。並列・縦列駐車はもちろん、車外からスマートフォンで操作して駐車・出庫できるリモート機能も備えており、狭い駐車スペースでの乗り降りに絶大な威力を発揮します。

ライバルのアリアやモデルYとの違い

bZ4Xを検討する上で、必ず比較対象となるのが、日産の「アリア」や、世界的なベストセラーであるテスラ「モデルY」でしょう。それぞれに強力な個性と魅力を持つライバルたちと比べて、bZ4Xはどのような強みを持っているのでしょうか。ここでは、それぞれの特徴を比較しながら、bZ4Xの独自性を見ていきたいと思います。

主要ライバル比較表(FWD/RWDのエントリーモデル近辺で比較)

車種 トヨタ bZ4X (G) 日産 アリア (B6) テスラ モデルY (RWD)
価格帯(税込) 480万円~ 539万円~ 563.7万円~
航続距離(WLTC) 567km 470km 507km
全長x全幅x全高(mm) 4690x1860x1650 4595x1850x1655 4751x1921x1624
AWDシステムの特徴 SUBARU共同開発「X-MODE」 電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」 デュアルモーターAWD
操作系の特徴 物理スイッチ併用で直感的 ハプティックスイッチ多用 ほぼ全てをセンターディスプレイに集約

※価格やスペックは記事執筆時点のもので、グレードやオプションにより異なります。

vs 日産 アリア:「和モダン」と「Hi-Tech」のデザイン思想

アリアは、日本の「和」のテイストを取り入れた上質な内外装デザインが最大の魅力です。木目調パネルや行燈のようなアンビエントライトなど、ラウンジのような落ち着いた空間は独創的。電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」による滑らかで安定した走りも高く評価されています。bZ4Xがアリアに対して持つ強みは、「X-MODE」による圧倒的な悪路走破性と、物理ボタンを適度に残した直感的な操作性でしょう。先進的でありながらも、誰でも戸惑わずに使える安心感は、トヨタ車ならではの美点です。

vs テスラ モデルY:「ソフトウェア」と「ハードウェア」の思想

モデルYは、卓越したソフトウェア技術と、独自の急速充電網「スーパーチャージャー」が最大の武器。OTAによる頻繁な機能追加や、スマートフォンアプリとのシームレスな連携は、まさに「走るスマホ」と言える先進性を誇ります。一方、bZ4Xの強みは、日本の道路事情にマッチした取り回しの良いサイズ感と、長年クルマづくりを追求してきたトヨタならではの乗り心地の良さや、しっかりとした造りの安心感にあります。ウィンカーレバーやシフトセレクターなど、従来のクルマの操作作法を踏襲している点も、多くの人にとっては馴染みやすく、安心できるポイントではないでしょうか。また、全国津々浦々にあるトヨタディーラーのサポートネットワークも、初めてEVに乗るユーザーにとっては大きな価値となります。

どのクルマが優れているか、というよりも、それぞれのクルマが持つ哲学や思想が異なります。先進的なガジェットが好きならモデルY、上質な移動空間を求めるならアリア、そしてクルマとしての基本性能と安心感を重視するならbZ4X、といった選び方ができるかもしれませんね。

ガソリン車より安い?気になる維持費

「EVは車両価格が高いけど、維持費は安い」という話はよく耳にしますが、実際どのくらい違うのでしょうか。ここでは、bZ4Xに乗った場合の維持費を、同クラスのガソリンSUV(例:RAV4ハイブリッド)と比較しながら、具体的にシミュレーションしてみましょう。

劇的に安くなる「燃料代(電気代)」

維持費の中で最も大きな差が生まれるのが、この燃料代です。自宅に200Vの充電設備を設置し、電力会社の深夜電力プランなどを活用して充電するのが最も経済的です。

仮に、年間10,000km走行すると仮定して比較してみましょう。

  • bZ4X (Gグレード)の場合:
    • 電費: 約7km/kWh (実用燃費を想定)
    • 電気代: 25円/kWh (夜間電力の目安)
    • 年間電気代: (10,000km ÷ 7km/kWh) × 25円/kWh = 約35,700円
  • RAV4 (HYBRID G)の場合:
    • 燃費: 21.4km/L (WLTCモード)
    • ガソリン代: 170円/L
    • 年間ガソリン代: (10,000km ÷ 21.4km/L) × 170円/L = 約79,400円

このシミュレーションでは、年間で約43,700円、5年間では約22万円もbZ4Xの方が安くなる計算になります。走行距離が多ければ多いほど、この差はさらに開いていきます。

税金やメンテナンス費用もお得

EVは環境性能に優れるため、税制面でも手厚く優遇されています。「エコカー減税」や「グリーン化特例」により、購入時の環境性能割自動車重量税が非課税または免税となり、購入翌年度の自動車税も75%軽減されます。これらの税金の優遇だけでも、数年間で10万円以上の差が生まれることがあります。

さらに見逃せないのがメンテナンス費用です。EVには、定期的な交換が必要なエンジンオイル、オイルフィルター、スパークプラグ、各種ベルト類といった部品が存在しません。そのため、車検や法定点検の際の基本的な費用をガソリン車よりも安く抑えることができるのです。もちろん、タイヤやブレーキパッドなどの消耗品は交換が必要ですが、bZ4Xは回生ブレーキを積極的に使うため、ブレーキパッドの摩耗もガソリン車より穏やかである傾向があります。

トータルコストで考えよう

車両価格だけを見ると高く感じるかもしれませんが、燃料代、税金、メンテナンス費用といった購入後の維持費、いわゆる「トータルコストオブオーナーシップ(TCO)」で考えると、bZ4Xはガソリン車やハイブリッド車と比較しても、十分に競争力のある選択肢と言えるでしょう。長く乗るほど、その経済的なメリットを実感できるはずです。

結論、今トヨタ ビジーフォーエックスは買いか?

ここまで、価格、性能、使い勝手、経済性など、様々な角度からトヨタ ビジーフォーエックスを徹底的に分析してきました。そのすべてを踏まえた上で、私の結論を改めてお伝えしたいと思います。

改良を重ねて熟成された現在のトヨタ ビジーフォーエックスは、補助金制度が充実している「今」だからこそ、自信を持っておすすめできる「買い」の一台です。

デビュー当初の課題は真摯なアップデートによって見事に克服され、今やBEV市場において、最も信頼でき、かつバランスの取れた選択肢の一つへと成長しました。特に、以下のようなライフスタイルや価値観を持つ方々にとって、bZ4Xはこれ以上ない最高のパートナーとなってくれるはずです。

bZ4Xが最高の選択となる3つのユーザータイプ

  1. 初めてのEV選びで、絶対に失敗したくない「堅実派」のあなた

    「EVに興味はあるけど、海外メーカーは少し不安…」「もしもの時のサポート体制が心配…」。そんな方にとって、トヨタの品質と全国を網羅するディーラーネットワークは何物にも代えがたい安心感をもたらします。ガソリン車から乗り換えても全く違和感のない操作系や自然な運転感覚は、EVへの移行のハードルを限りなくゼロに近づけてくれるでしょう。

  2. コストを重視し、賢くEVライフを始めたい「合理派」のあなた

    Gグレードに国と自治体の補助金を組み合わせた時の、圧倒的なコストパフォーマンスはbZ4X最大の武器です。実質300万円台で手に入る最新BEVというだけでも魅力的ですが、その後の維持費の安さを考えれば、経済合理性の観点から見ても非常に優れた選択です。「環境のために」だけでなく、「お財布のために」EVを選ぶ時代が、もう始まっています。

  3. 家族や仲間とアクティブな毎日を楽しむ「アウトドア派」のあなた

    スバルの魂が宿る「X-MODE」を搭載した4WDモデルの走破性は、伊達ではありません。週末のキャンプや冬のスキー場へのアクセスも、bZ4Xなら不安なくこなせます。広大な室内空間と静かな走りは、目的地までの道中を快適な時間に変えてくれますし、大容量バッテリーを活かした給電機能(V2L)を使えば、アウトドアで電化製品を使うという新しい楽しみ方も広がります。

EV市場は日々進化し、これからも魅力的な新型車が続々と登場するでしょう。しかし、その中で「トヨタのbZ4X」という選択肢は、一時の流行に流されない、”クルマ”としての本質的な価値と、長期にわたって乗り続けられるという普遍的な安心感を提供してくれます。この記事を読んで、少しでもbZ4Xに興味が湧いたなら、ぜひ一度お近くの販売店で試乗してみてください。その静かで力強い加速と、上質な乗り心地を体感すれば、きっとEVがもたらす新しいカーライフの可能性を感じていただけるはずです。

この記事で紹介した価格や補助金、スペックに関する情報は、記事執筆時点のものです。特に補助金制度は予算の上限や制度変更により変動する可能性があるため、最新かつ正確な情報については、必ずお近くのトヨタ販売店にて見積もりを取得し、ご確認いただくようお願いいたします。

 

タイトルとURLをコピーしました